栃木県知事 福田 富一


祝 辞
とちぎのくらしと財界
「栃木の経営者」創刊にあたって
福田 富一知事
福田 富一 知事

 このたび、とちぎのくらしと財界「栃木の経営者」の創刊、誠におめでとうございます。
 今日、我が国には、長引く景気の低迷、国や地方の厳しい財政状況、そして、東日本大震災からの復興やエネルギー政策など、様々な課題が山積しております。
 本県の経済、特に主力産業である製造業におきましても、長期にわたる円高傾向や、電気料金の値上げ、日中関係の悪化の影響などを受け、厳しい状況が続いております。
 このような中、貴社におかれましては、「とちぎを元氣に」をテーマに、地域経済の活性化を実現すべく、県内中小企業の競争力・経営力の向上を目指して、志に賛同された企業の皆様とともに今回の企画に至り、時宜を得た本誌の創刊がなされましたことに、心より敬意を表する次第であります。
 さて、本県におきましては、昨今の厳しい状況を打破するため、今後、東日本大震災からの復興を確実に仕上げの段階へと進めて参りますとともに、栃木県重点戦略「新とちぎ元気プラン」につきまして、政策の基本である「人づくり」をはじめ、「安心」「成長」「環境」の3つの重点戦略に掲げたプロジェクトの着実な推進に全力で取り組んで参りたいと考えております。
 貴社におかれましては、新たなビジネスの創出や本県産業の高付加価値化が図られるよう、県内企業への有益な情報発信の役割を担っていただき、「元気度 日本一」を目指す本県の発展にこれまで以上の御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 おわりに、貴社及び協賛企業の皆様の限りない御発展とますますの御活躍を祈念申し上げ祝辞といたします。

平成25年4月


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栃木の活性化の起爆剤に。